2011年2月12日土曜日

ATOK2011が発売された。

ATOK 2011がようやく発売された。

昨年はGoogle日本語入力という強力なライバルの登場もあってか、大幅な機能アップが図られている。そのポイントのひとつとなるのが「ATOK Sync」だ。Web企業であるGoogleの十八番を奪うような、活かしたサービスに改良されている。

これまでのATOK Syncはユーザー辞書の同期だけしかできなかった(気がする)が、ATOK 2011にアップデートされるにあたり、ATOK自体の環境設定やキーバインド、確定履歴なんかも同期できるようになっている。

ついでに、1年間は同期用のサーバーが無料で利用できるというおまけ付き。ちょっと前話題になったフリーミアム戦略だな。ぼくも「有料」に引っかかって今まで利用をためらっていたので、これはいい戦略だと思う。

ただ、Googleものちのち同じようなサービスを提供してくるはず。しかも無料で提供してくるだろう。方やATOKで同様の機能を1年後も引き続き使うには、月額525円が必要となる。ぼくはATOKの毎月315円支払って月額版を利用しているので、合わせると月額840円支払うことになる。

今回先手を打てたのはよいが、1年後840円支払ってまで使いたいかといわれると少々微妙ではある。1年間使えば1万円近い値段となるのだから。まあ、1年あればJustsystemの方針も少々変わるかもしれない。とりあえずはATOK 2012が登場するまでじっくり使ってみようと思う。

毎年更新するなら、安く使える「月額版」か、「スターターパック 1Year版」がおすすめ。

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